サクラダリセット 後篇
(C)2017 映画「サクラダリセット」製作委員会
特殊な能力を持つ人々が半数を占める街〝咲良田〟。住人たちの力は〝管理局〟によって慎重に、監視・制御されている。浅井ケイは、「記憶保持」の能力を持つ高校生。春埼美空は、世界を最大3日分巻き戻す=「リセット」の能力を持つが、それはケイと共に行動することで初めて効果を発揮することができる。しかし、2人には、取り戻せない〝過去〟があった。それは、2年前に「リセット」の影響を受けて死んでしまった相麻 菫のこと。
ある日、ケイと春埼の前に、「モノを消す」能力を持つ村瀬陽香と「記憶を操作する」岡 絵里が現れる。一方、高校のボランティア活動=〝奉仕クラブ〟の一環で、「写真に入る」能力を持ちながら、それを奪われてしまった老人、佐々野からの依頼によって、2人は、「未来を知る」力のある〝魔女〟と呼ばれる老婆と出逢う。何の関連もないと思われたそれらの出来事から、相麻をよみがえらせる可能性に気付いたケイは、「声を届ける」能力を持つ親友・中野智樹らと共に禁断のアプローチを開始する。
かくして、相麻はよみがえったかのようにみえた…だが、ケイたちは驚くべき真実に遭遇する。
〝相麻 菫の再生〟こそが、すべての〝始まり〟だったのだ―。